Fanatec Podium Button Module Rallyが発売!
FanatecとM-Sportが共同で開発したラリーパネルが突如として発売されました。
これにより、Fanatecの実車から開発された製品は3つになり、実車からの製品開発が活発に進んでいることが伺えます。
BMW M4 GT3のホイールに続いて、このラリーパネルが発売されることとなりました。また、Bentleyのホイールも近日中に発売される予定です。
こちらから注文可能となっています。
製品の詳細と価格
この新しいラリーパネルの価格は、
- パネルのみ→39,199円
- バンドル版→92,900円(Sparcoステアリング、QR2ホイールサイド、Podium Hub、パネル)
となっています。
発送は11月20日から開始される予定です。
Podium Button Module Rallyは、実際のモータースポーツで使用される実物の部品であり、これがFanatec製の実車コラボ3つ目の製品となります。
このモジュールは、2022年と2023年のWRCの全ステージでM-Sport Ford Puma Hybrid Rally1 WRCの車で使用されており、M-Sportの厳格な性能要件に基づいて製造されています。
非常に頑丈で、厳しいラリーの条件に耐えることができるように設計されており、その重さはわずか280グラムです。
互換性と特徴
このパネルモジュールは、ホイールの前に取り付けることができるため、さまざまなスタイルのホイールと互換性があります。
また、Podium Hubに接続することで、PlayStationのライセンスを持つホイールベースを使用するとPlayStationで使えるようになります。
さらに、ClubSport Universal Hub V2 for Xboxを使用するとXboxで動作します。
これにより、実際のモータースポーツで使用されるデバイスをPCだけでなく、XBOXとプレイステーションでも使用することができるようになりました。
2022年のモンテカルロラリーでのデビューを飾り、9回の世界チャンピオンであるSébastien Loebによって勝利に導かれたこの製品、歴史的な成果を祝して、特別なパッケージ「Volante Podium Monte Carlo Rally」が登場しています。
このパッケージには、Ford Puma Rally1で使用されるSparco R383のオリジナルステアリング、パネル、Podium HubとQR2 Pro Wheel Sideが含まれています。
さらに、この製品はFanaLabを通じて完全に制御可能、およびカスタマイズできるLEDボタンを備えています。
ボタンの表示は交換可能で、多位置スイッチも点灯されています。
OLEDの調整メニューも付属しており、M-Sport Ford Puma Rally1 WRCのオンボードビデオでこの製品の動作を確認することができます。