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レースゲームで最も重要なデバイスは◯◯だと思う話

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こんにちは岡本です。

今回はちょっとした雑談というかコラム的な記事になります。

レースゲームで最も重要なデバイスについて

今回はレースゲーマー初心者が抱く疑問について触れていきたいと思います。

レースゲームを始めたばかりの初心者の方や経験者だけどもっとレースゲームにのめり込みたいと感じている方であれば、

「何を重視して機材を選べばいいの?」
・「一番重要な機材はどれ?」
・「機材をアップグレードするのに優先すべきものはどれ?」

といったことを考えたことはありませんか。

レースゲームのデバイスは、ハンコン、ペダル、シフターなど様々なデバイスを使用することができ、選択肢が多すぎるがゆえに、何を選べば良いのか、というのが難しいですよね。

また、レースゲームデバイスは一般的なゲーミングデバイスと比較して、単価が高く費用がかかってしまうため、なるだけ無駄なコストをかけずに失敗せずにデバイス選びをしたいと思うはずです。

今回の記事では、デバイス選びに失敗しないためにも、レースゲームのデバイスで最も重要なものは何か、という点についてお伝えしたいと思います。

デバイス選びやアップグレードで損をしないために、最も重要なデバイスについてお伝えします!

なぜこの話題に触れるのか?

本題に入る前に、少しだけ今回どうしてこの記事を書こうと思ったのかについて触れておきたいと思います。

先日、海外のレースシム系YouTuberの動画を観ていたときに、同様にこの話題について触れた動画がありました。

その海外のYouTuberの動画内容を観て、たしかに自分もレースゲーム初心者の時に同じような疑問というか悩みを感じたことがあったなということを思い出しました。

初心者だったあの時の自分もネットの情報を探しまくって、自分なりにこのデバイスをアップグレードしよう!と思いましたし、その当時よりもレースゲーム&レースシムの知識が増えている現在では、「ああした方が良かった」とか「こうしておいて良かった」みたいな考えもあります。

少しでも初心者の方の参考になるように、この記事にその考えを残しておきたいとおもいます。

本題

では本題に入っていきたいと思います。

レースゲームデバイス市場は年々拡大していて、様々なデバイスの選択肢が増えてきていますが、僕がその中でも最も重要視するべき機材と感じているのはコックピットです。

ハンコン台とかフレーム、海外だとSimrig(シムリグ)なんて言われたりもするんですが、要するにハンコンやペダルを取り付ける基礎となるベースのことを指しています。

現在、この記事を読んでくださっているみなさんは、どんなコックピットを使用されていますか?

もしレースゲームでこのような簡易的なコックピットや、折りたたみのコックピットのような、入門用のものを使っている方は、ぜひ高剛性でハイエンドなコックピットの導入を検討してみて下さい。

決して、簡易的なコックピットや折りたたみのコックピットが悪いと言ってるわけではなく、省スペースで設置できるというメリットや、コックピット本体の軽さ、値段の安さ、など良いところはたくさんあります。

ですが、よりリアルなレーシング体験を味わいたいという方や、もっとゲームでのタイム向上だったり、自分の腕をあげたいと思っている方は、高剛性でハイエンドのコックピットの方が明らかに良い結果をもたらすと思っています。

では、なぜコックピットが最も重要だと思うのかと言う理由ですが、前述した通りレースゲームにはハンコンやペダルなど、いろいろなデバイスを組み合わせて使用することができます。そして、それらのデバイスは全てコックピットフレームに装着して使用されます。

例えば自分のデバイスをアップグレードしたいと思って、ハンコンをアップグレードして高トルクなFFBを発揮してくれたとしても、コックピットが剛性不足だとFFB力を受け止めきれずに、期待以上のアップグレードになりません。

そのため、これから自分の機材をアップグレードしたい場合は、まずはコックピットから見直してみるのはいかがでしょうか。

予算別でおすすめしたいコックピットはこちらの記事で紹介しています。↓↓

【2023年決定版】おすすめレースシム環境を国内通販だけで予算別に考えてみた。ハンコン&ペダルなど。

コックピットが剛性不足だとハンコン、ペダルを変えてもダメ

コックピットの次は…

高剛性でがっちりとしたコックピットにアップグレードできた方は、次のステップとして、ペダルの改善をおすすめしたいです。

ここ数年で、ロードセルペダルが急速に普及してきて、一般的なものとなってきたのですが、もし使用しているペダルが、ポテンションメーターのペダルのような場合はロードセルペダルの導入をおすすめします。

G29やスラストマスターT300RS等に付属で付いてくるようなポテンションメーターのペダルとロードセルペダルの違いは、前者はペダルを踏み込んだ角度によって、ブレーキが出力されるのに対して、後者はペダルを踏み込んだ圧力によってブレーキを入力することができます。

そのため、実車の油圧ブレーキのフィーリングに近いようなペダルコントロールが可能になり、速く走るために重要なブレーキングコントロールが格段にしやすくなります。

しかし、ロードセルペダルは強くペダルを踏み込む力が必要になりますので、高剛性で強靭なコックピットであることが前提となっています。

そのため、剛性不足でグラグラしたり、たわんだりするようなコックピットでロードセルペダルを使用しても、前述のハンコンアップグレードと同様に、期待以上のペダルヒーリングフィーリングが得られません。

ロードセルペダルがおすすめ
・ブレーキコントロールが格段にしやすくなる
・しかし高剛性なコックピットが必要不可欠…

ハンコンについて

ここまで、重要視するデバイスとして、高剛性なコックピットフレームとロードセルペダルをおすすめしてきましたが、「ハンコンはいいの?」と疑問に感じた方もいらっしゃると思います。

ハンコンについてですが、ロードセルペダル同様に、最近ではダイレクトドライブといったような高トルクで良質なFFBを出力するものが各メーカーから発売されています。

もし、G29やT300RSなどダイレクトドライブでないハンコン使っていた場合でも、レースゲームやレースシムを速く走るといった意味では、それほど大差がないと思います。

もちろん、ダイレクトドライブの方がカウンターステアがあてやすかったり、スピンやミスの軽減など、いろいろなメリットがありますが、コックピットやペダルのアップグレードと比較すると、ハンコンは練習量や慣れでカバーできる部分が多いと感じます。

これは、レースゲーム上級者であればあるほど、ハンコンがG29だろうがダイレクトドライブだろうが、関係なく速く走れる傾向にあって、初心者ほどデバイスによってパフォーマンスに差が出ると感じています。

・速く走るためにハンコンはそれほど影響しない
・上級者であればあるほどどんなハンコンでも走れてしまう

モニターも大事

ここまで、コックピットの重要性から、ペダル、ハンコンと続きましたが、忘れてはいけないのはモニターディスプレイの重要性。

モニターは16:9の比率が一般的なものとなっており、16:9で1画面で構成している方が多いと思います。

しかし、レースゲームは一般的なゲームと比較して、視野角が広い方がコースのラインどりの正確性やライバル車の動きなど、情報量がグッと増えますので有利になります。

そのため、コアなレースゲーマーは16:9のモニタを3画面で構成したり、1画面でも32:9といったウルトラワイドディスプレイで構成したりする方もいます。

コックピット→ペダル→ハンコン、ときたら次はぜひモニターのアップグレードをおすすめしたいです。

コックピット→ペダル→ハンコン→モニターの順番でのアップグレードがおすすめ

どんなコックピットがおすすめ?

レースゲームで最も重要なデバイスはコックピット、とお伝えさせていただきましたが、では市場では一体どのような高剛性でハイエンドなコックピットがあって、どれがおすすめなのかという点について最後にご紹介したいと思います。

現在、コックピットを構成する方法は主に2つありまして、既製品を購入する方法と自分でDIYする方法があります。

自分でDIYした方が、部屋の広さや所有するデバイスにあわせてサイズを決めたり、フレーム選定を行うことができるので、より自分に見合ったコックピットを使用することができます。

しかも、既製品よりも若干コストをおさえることができるので、アルミフレームを自分で設計できる方はとてもおすすめしたいです。

設計自体は手書きでも構いませんし、3Dソフト、どちらも難しければ脳内イメージだけでも構いません。実際にアルミフレームを注文する際は、フレームの種類と長さを指定してブラケットの個数を指定するだけですので、誰でも簡単にDIYすることができます。

また、DIYの場合は、アルミフレームだけでなく、2×4の木材などを使っても十分、高剛性なコックピットを作ることができます

僕もアルミフレームの前は実家に余った木材でダイレクトドライブ用のコクピを作った経験があります…

DIYが難しいかたや、手間を省きたい方は、既製品のアルミフレームコックピットを購入してしまうのがおすすめです。

ここ数年で、アルミフレームの既製品もかなり増えてきましたので、色々と選択肢がありますね。

僕的には、TrackRacerのアルミフレームが、見た目、拡張性、剛性感、コストなど、他社製品のと比較しても、現状群を抜いて良いものを作っているなと思いますね。(※前回の記事でもTrackRacerをおすすめしたのですが、全然TrackRacerの回し者ではないです…w、現状ほんとに既製品でクオリティが良いのはこれしかなさそう…)

これからコックピットを新規購入orアップグレードする際は選択肢にいれてみてください。

・コクピは既製品orDIY
・DIYならアルミフレームか2×4木材などがおすすめ
・既製品は今の所TrackRacerが良さそう

補足

上記のデバイスの他にも、シフターなどレースゲームで使用できるデバイスはまだまだありますが、たとえばHパターンシフターやシーケンシャルシフターなどは、レースゲームでのパフォーマンス、タイムにはさほど影響しません

もちろん特定の車種によってはどうしてもシフターを使用した方が速いといったことはありますが、ほとんどの場合はそういった心配をすることなくレースゲームをプレイできると思います。

リアルさ重視や実車トレーニングの場合は必要になるかと思いますので、そういった方はシフターにこだわってみるのも全然アリかと思います。

・シフターは速さにはあまり関係がない
・リアル重視なら検討するのもアリ

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