まもなくリリースのLMU、GR010を公開!
マイアミに拠点を置くゲーム開発会社であるMotorsport Gamesは、Studio 397が開発中の、新しい耐久レーシングシミュレーター「Le Mans Ultimate」に収録予定の、トヨタ・ガズーレーシングGR010ハイパーカーを正式に発表しました。
このゲームでは、ポルティマオと呼ばれ親しまれている、アウトドローモ・インテルナショナル・ド・アルガルヴェのトラック映像も初めて公開されています。
ただし、公開されたメディアはすべて開発中のものですので、注意が必要です。
Le Mans Ultimeについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひそちらもチェックしてみてください!
Le Mans Ultimateってどんなゲーム?挙動は?収録車種やコースなどまとめ
GR010ハイパーカーについて
トヨタGR010ハイブリッドは、FIA世界耐久選手権のル・マン・ハイパーカークラス規定に特別に設計されたスポーツプロトタイプレーシングカーです。
このマシンは、2016年から2020年までWECに参戦したトヨタTS050ハイブリッドの後継車として位置づけられています。
2021年のハイパーカーシーズンでは、トヨタ・ガズーレーシングの2台の車、No. 7とNo. 8が参戦し、シリーズの全レースに勝利しました。これには、4年連続でのル・マン24時間レースの勝利や、3年連続でのシリーズチャンピオン獲得なども含まれています。
2年目には、GR010ハイブリッドがチームに5回目の連続ル・マンタイトルをもたらし、4シーズン連続でマニュファクチャラーとドライバーのタイトルを獲得しました。
GR010ハイブリッドは、3.5Lの直噴ツインターボチャージドガソリンV6エンジンを搭載し、最大670馬力(490 kW)を発揮します。
また、フロントに搭載された電動モーターによるハイブリッドシステムがあり、追加で272馬力(203 kW)を発揮します。
このハイブリッドシステムは、加速をアップさせたり、コーナリング性能を向上させたり、航続距離を延ばすために使用されます。
4輪の総出力は、BoP(パワーバランス)規制に従って性能調整が行われます。
Le Mans Ultimateの特徴とリリース情報
Le Mans Ultimateは、2023年のFIA世界耐久選手権WECシーズンの公式車両やサーキットを収録し、そのヘッドラインイベントとしてル・マン24時間レースが挙げられます。
収録車種のリストには、フェラーリ、プジョー、ポルシェ、トヨタのハイパーカーをはじめ、2023年のフルシーズンWEC選手権車が含まれます。
スパ・フランコルシャン、モンツァ、富士、そしてもちろんサルト・サーキットなど、象徴的なトラックの高品質なモデルが期待されています。
当初は2023年12月にPCで利用可能になる予定でしたが、リリース日は2024年2月20日に延期されました。
Motorsport Gamesは、2024年にコンソールリリースの可能性を後で決定する予定です。